くせ毛マイスターの施術例

「縮毛矯正をやめたい」くせ毛に悩む人が知りたい対策・解決策などすべて。

野坂 信二

こんにちは!

表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。 みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪

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くせ毛で縮毛矯正をかけ続けている方は

「縮毛矯正をやめたい。」

そんな風に一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

 

「本当は自分のくせ毛を活かしたいのに」

でも美容師さんに相談しても癖が強いから縮毛矯正をかけないとダメと断られてしまったり

 

「このまま一生縮毛矯正をかけ続けなければいけないのかな」

そんな途方も無い漠然な不安を抱いてしまったり。

 

くせ毛さんにとって、そのうねりやチリつきをサラサラなストレートヘアにしてくれる縮毛矯正という技術は、決してネガティブなものではないはずなのに。

くせ毛という悩みを解消してくれるツールの一つなのに、またそれが新たな悩みになってしまうこともあるでしょう。

 

この記事では「縮毛矯正をやめたい。」と、そう考えるあなたの助けとなれるはずです!

読んで、それ以上に僕にできることはお手伝いさせていただきますので、ご連絡お待ちしています。

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「縮毛矯正をやめたい」と考えるあなたへ質問

「縮毛矯正をやめたい」

そう思っているということは、今現在縮毛矯正をかけられているということですよね。

 

縮毛矯正をやめる上で、いくつかの質問があります。

Q.なぜ縮毛矯正をやめたいのですか?

縮毛矯正をやめたい理由、これはすごく大切なことです。

 

辞めると一口に言っても、「はいやーめた」でやめれるものではなく、おそらく現時点でみなさんが思い描くよりも過酷な道のりになってしまうかもしれません。

 

僕がこれまで脱縮毛矯正の理由をピックアップしていくと…

[box class=”gray_box” title=””]

  1. 自分のくせ毛を活かしたい!
  2. ずーーっと何年も何十年もストレートヘアで同じ髪型なのが飽きた!
  3. ショートヘアにしたい!
  4. 縮毛矯正で長時間美容室にいるのが大変。
  5. 縮毛矯正をすると髪が痛むから。
  6. 縮毛矯正は料金が高いから。
  7. 楽をしたい[/box]

こんなところかな?

 

理由によっては縮毛矯正をやめてくせ毛を活かすのが良い選択じゃないかもねってパターンもあります。

それぞれの理由と脱縮毛矯正の関係については後述しますね。

Q.最後に縮毛矯正をかけたのはいつですか?

縮毛矯正をやめていく上で、いの一番に聞かなければならない最重要な項目です。

 

かけたばっかりだったり、3ヶ月前、半年…

はたまた1年、2年かけていないという方もいると思います。

 

【1年半】

これが最後に縮毛矯正をかけてから、縮毛矯正を完全にやめて『くせ毛を活かしたヘアスタイル』に移行するために必要な期間の平均です。

かなり長い期間ですよね。

 

くせ毛と縮毛矯正のストレートヘアというのは、『全く異なる真逆な髪質』と言えますよね。

その全く異なる真逆な髪質が一つの頭に混在している状況というのは、なかなかヘアスタイルとして成立させることが難しいです。(というか無理)

 

縮毛矯正をかけて数ヶ月経った根元の部分、、、気になりますよね?ソレです。

ヘアスタイルとしてその二つの髪質が一つの頭に同時に存在している状態では脱縮毛矯正をすることはできません。

 

ではどうするのか?

答えは、【くせ毛の部分のみでヘアスタイルを作れるようになるまでくせ毛部分を伸ばす】です!

髪が伸びるスピードは平均1cm前後なので、ヘアスタイルが作れるまで伸ばそうとなるとどうしても、その伸ばす期間として平均1年半ほど必要になるということなのです。

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縮毛矯正をやめたい理由

やめたい理由について深く考えていきましょう。

先ほど言ったように、その『やめたい理由』によってはやめることをやめたほうがいいかもっていうのは十分ありうるし、何度もそう伝えたことがあります。

 

①自分のくせ毛を活かしたい!

僕に相談をしてくれる方は、実はこのパターンがすごく多い!

 

そんな発信をしてるからその引き寄せなのか、

「自分自身では【くせ毛に肯定的】なのに今までくせ毛を肯定してくれる美容師さんに出会えなかった。。。」

そして、僕を「見つけてこんな人いるんだっ!」→来店

 

こんなポジティブな流れ素敵すぎるっ!

万人がくせ毛を活かすことができるわけじゃないけど、こんな想いで来てくれたんなら2000%の誠意で応えたい!

 

②ずっと何年もストレートヘアの同じ髪型で飽きた!

次に多いパターンがこれ。

縮毛矯正を長く保たせるなら、長めで重め。

それが世に広まっているセオリーだし、間違っている訳ではない。

 

でもそんな常識のせいで、20年そこらずーーーーーーーーーーーっと同じ髪型をし続けている人が結構な割合でいることを知ってほしい。

なんかもうこのブログは美容師さんにも見てもらいたい、今そう思った。

 

「この髪型でいたい!」の同じ髪型と、「この髪型じゃなきゃいけない」の同じ髪型では

全く意味合いが違う!!!

 

「軽くしたい」で断られ、「短くしたい」でもっと断られる。

やめたほうがいいですよの理由にも重々納得している。でもそんロジカル的な考えでは到底測りきれない『衝動』に突き動かされてしまう時ってありますよね。

 

③ショートヘアにしたい!

②と似てる部分が多いこの要望。

長年ロングヘアをキープし続けてきた反動とも言えるショートヘアにしたい願望。

 

ちょっと違うのは、これに関しては縮毛矯正を続けたままショートヘアにするという選択肢もあるということ。

 

「ちょ、、え、、、いやいや。今まで散々美容師さんに断られて、、、」

現場での判断が正しかったかどうかはこの際一旦置いておいて、『癖が強い』というポイントのみで考えるのであれば、縮毛矯正を続けたままショートヘアにすることはできる!

ただ、ロングヘアと比較するとデメリットがいくつか出てきます。

でも、逆にいえばそのデメリットを許容することができるのであれば縮毛矯正をかけたながらショートヘアにすることは十分可能なんです。

 

そのデメリットというのは、

[box class=”gray_box” title=”縮毛矯正をし続けたままショートヘアにすることのデメリット”]

ロングヘアの時と比較すると縮毛矯正もカットも持ちが悪いので美容室に通うメンテナンスが大変。[/box]

 

これ。

言ってしまえばこれだけ。

 

縮毛矯正とはくせ毛を半永久的にストレートヘアにする技術。

「取れてきた。」「またかけないと。」と思うアレは、縮毛矯正をかけた部分の癖が取れてしまったのではなく、根元から新たに伸びてきたくせ毛部分が中間、毛先のうねりを生み出したり、頭をボリューミーにしてしまっている。

 

これをなるべく長期間縮毛矯正を新たにかけなくても綺麗な状態を保つためには、髪を長く、重くすることがセオリー。

くせ毛はバネのようなものだから、重力によって下に引っ張る力が強くなればなるほど癖は伸ばされ、影響が出にくくなるというもの。

 

ショートヘアにするというのはそれの真逆になるのだから、ヘアスタイルの維持が大変になることは容易に想像できるはず。

仮にこれまで半年に一回縮毛矯正ロングなら、3ヶ月に一回の縮毛矯正と1ヶ月半に一回のカットが必要になります。

 

どうですか???

 

④縮毛矯正で滞在時間が長いのが嫌。

時計

施術にかかる時間に関しては、その美容師さんや美容室によって様々ですが

[box class=”gray_box” title=””]

  • 縮毛矯正とカットで3〜4時間
  • カットのみなら1時間[/box]

大体はこの辺が平均となってくると思います。

 

単純にこの時間が苦痛だったり、腰痛を持っていたり、ライフスタイル的にこの長時間を捻出するのが難しい人もいるでしょう。

それこそ女性であれば、結婚や出産などでこれまでの生活とは一変するタイミングだって度々訪れることでしょう。

 

これまでその時間を捻出することは容易かったかもしれませんが、今ではそうもいかない。

でもカットしてもらう1時間であれば・・・!

 

でもこの時間問題に関しては、施術時間だけをみて決めることは難しいのです。

次の項目⑥楽をしたい!に続きます。

 

⑤楽をしたい!

楽ではありません。

くせ毛を活かす髪型にしても楽ではないんです。

 

、、、とこれだと語弊があるので詳しく説明していきますね。

縮毛矯正をかけることとくせ毛を活かしたショートヘアにすることは楽さのベクトルが違うんです!

 

このどちらも経験したことのある方は、

くせ毛の方が楽。縮毛矯正の方が楽。くせ毛はこうだけど、縮毛矯正かけてた時はこう。とか。

[colwrap] [col2][box class=”gray_box” title=”縮毛矯正の大変なところ”]

・施術時間が長い
・かけ続けなければならない
・持ちを考慮すると髪型の幅が狭い
・髪を乾かすのが一苦労
・ヘアケアに気を遣う[/box][/col2]

[col2][box class=”gray_box” title=”くせ毛を活かすと大変なところ”]

・カット施術の周期が短い
・スタイリングが必須なところ
・いざという時に結べない
・雨、湿気の多い時は扱いづらい[/box][/col2] [/colwrap]

[colwrap] [col2][box class=”gray_box” title=”縮毛矯正の楽なところ”]

・朝の手入れが楽で時間がかからない
・ヘアスタイルの持ちがいい
・綺麗なサラサラストレートスタイル♪[/box][/col2]

[col2][box class=”gray_box” title=”くせ毛を活かすと楽なところ”]

・施術時間が短くて済む
・髪が乾くのが早い
・毎日変化があって楽しい
・色々なヘアスタイルに挑戦できる
・自分の個性を活かせる![/box][/col2] [/colwrap]

こんな感じで、それぞれ一長一短でどれに楽さを感じるのか、どちらが自分のライフスタイルにぴったりと合うのかというのは人それぞれ違うんです。

 

例えば、

くせ毛を活かすようになってカット1時間で頻繁に通うのが全く苦にならない人もいれば、それなら半年に1度4時間美容室に滞在する方がマシ。

と捉える人も。

 

どちらがどうという話ではなく、同じ事柄でも人によって感じ方はまるで違い、

しかもこれは『滞在時間』という超一部のところは切り取って例として話しているだけに過ぎず、その他の要素、

それこそ上記に挙げた以外にも色々あるし、髪質や癖の強さ、現在の状態など様々な変数が判断材料として加わってくるからもう大変。

 

なかなかどちらも経験したことのある方以外は、自分だけで判断することが難しいレベルですよね。

 

⑥髪が痛むから。

これに関しては、まだ縮毛矯正をかけていく選択の方が合っているかもしれません。

なぜなら縮毛矯正をなるべく綺麗に傷ませずにかけることができれば解決してしまうから。

なので、この理由の方がするべき行動は、『縮毛矯正に特化している』など縮毛矯正が上手な美容師さんに担当変えをすること。

 

縮毛矯正=痛む

これは間違いではないのですが、縮毛矯正をかけたら=チリチリになる、バサバサになるというのは完全な誤解です。

 

たまに「これまでかけてきた縮毛矯正では必ずと言っていいほど、かけるとチリチリバサバサになってしまっていた。」という方を何度も見てきました。

 

縮毛矯正はその技術習得の難しさ、所要時間や手間などから美容師さんからも敬遠されがちな施術なんです。

加えて、失敗してチリチリにしてしまうリスクなんてものまでくっついてくれば、それ以外のカットやカラーなどで集客するのが賢い儲け方ではありますよね。笑

 

だから縮毛矯正の上手な美容師さんとそうでない美容師さんの技術格差がいつまで経っても埋まらないどころか、

敬遠する美容師さん、毎日のように縮毛矯正を担当する美容師さんでは積み重ねていく『経験』に歴然たる差が生まれてしまいますよね。

 

ちなみにですが、一般的な美容師さんの月の縮毛矯正担当数が1人いるかいないかなんてのもザラなんですよ(笑)

びっくりしました?

 

技術格差ができるのなんて当たり前すぎるくらい当たり前だと思いませんか?

縮毛矯正に特化している美容師さんなんて全国でも数に限りがありますから、そうじゃない美容師さんに担当してもらってダメージに悩んでいるという方が大半と思うので、

単純に縮毛矯正が上手な美容師さんにオーダーすれば、ダメージで悩む度合いは限りなく少なくなるはずですよ。

 

縮毛矯正の料金が高い。

確かに縮毛矯正の料金はカットと比べるととても高額ですよね。

時間や材料費、人件費などもあるので当たり前といえば当たり前なのですが、単純な値段の比較では高いように感じるでしょう。

 

でもこれまで話したことを加味して、果たしてそう思うでしょうか?

仮に一度の施術での料金が、カットが4000円。縮毛矯正が18000円とします。(以前勤めた経験のある一般的な価格帯のお店の料金)

カットが1.5ヶ月に1回。縮毛矯正は半年に1回。(平均的なくせ毛で綺麗を保つならこれくらい)

 

この時に年間にかかる美容室の料金を計算すると。

[box class=”gray_box” title=”くせ毛を活かした時にかかる年間美容室代”]

4000 × 8(1.5ヶ月に一度カット)= 32000[/box]

[box class=”gray_box” title=”くせ毛を活かした時にかかる年間美容室代”]

18000 × 2(半年に一度縮毛矯正)= 36000[/box]

実は、あんまり大差ないんですよね(笑)

 

一回に出て行くお金が縮毛矯正の方が圧倒的に大きいから、縮毛矯正の維持の方がお金がかかっていると思いきや、実はそうでもない。

同じくらいなんですよね。

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ここまでのまとめ

縮毛矯正をやめたい理由を少し掘り下げて考察してみました。

ここまで読んできてどうですか?

 

くせ毛を活かしたい気持ちが高まりました?それとも自分には合わないかもと思いましたか?

縮毛矯正もくせ毛を活かすのもどっちも良いところがあるし、どちらも欠点があります。

どちらも正解。どちらを選ぶのもあなたの自由です。

 

よーく考えてみてくださいね?

ここから先は、縮毛矯正をやめるために実践的なところに入っていきます。

 

冒頭であったように、みなさんが思い描くよりも過酷な道のりになってしまうかもしれません。

でも、それを知ってからでもどうするかを決めるのは遅くはないっ!

縮毛矯正をやめるには『1年半』かかる。

冒頭でも言ったように縮毛矯正をやめるには1年半ほどの年月が平均で必要になります。

縮毛矯正をかけたストレートヘアとうねりのあるくせ毛はいわば真逆の髪質。

 

その相反する髪質が一つの頭に存在しているのはとても不自然で、ヘアスタイルとして成立させることは非常に難しい、、、というか無理です。

前髪だけ縮毛矯正をかけて、他の部分はくせ毛を活かして、というのは手法としてアリアリで僕もよく使うのですが、今言っている二つの髪質が混在しているのとは似て非なる状況。

 

縮毛矯正をかけると新たに根元のくせ毛が伸びてきて、「早く縮毛矯正をかけなきゃ!」と思いますよね?

縮毛矯正をやめるというのは、いわばその衝動との戦いなのです。。。

 

なぜ一年半かかるの?

1年半。割と途方もない道のり、、、と考えてしまう方も多いかもしれません。

そんなに癖が強くない方で、半年か1年に一回程度の縮毛矯正で綺麗を維持できるレベルであれば、脱縮毛矯正はそこまで苦ではないでしょう。

 

でも半年以下、3ヶ月や4ヶ月周期に縮毛矯正をかけなければ綺麗なストレートヘアを維持できないほどの強めのくせ毛の方は、これからの一年半はとても過酷な戦いになるかもしれません。

 

なぜ一年半もの年月が必要になるかというと、髪は1ヶ月に1cmほどしか伸びないからです。

二つの相反する髪質が混在することは不自然、ならばくせ毛だけでヘアスタイルが作れるようになるまで新たに生え始めている根元のくせ毛を伸ばす必要があるからです。

1年半という年月で、ショートボブのヘアスタイルを作ることを目指します。

 

ショートヘアだけど女性らしく、くせ毛を活かすには初心者でもバランスが取りやすく、扱いが比較的にイージーなので、

僕がくせ毛を活かす時の最初の髪型はショートボブを推奨しています!

 

1年そこらでもヘアスタイルを作れるのは作れるのですが、その人の骨格やくせ毛に合ったバランス感で切れることが少なくて、「うーん。。。」と思う結果になってしまうことがほとんど。

今でも一年ほどで脱縮毛矯正カットをすることはありますが、その辺のデメリットは割と念押しでお伝えしていますね。

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脱縮毛矯正ができるまでの一年半の髪の扱い方。

基本は我慢!です!

いや、かなり大真面目に。。。

 

こればっかりは時の流れを早めることはできないので、ヘアスタイルが作れるようになるまでくせ毛部分が伸びるのを待つほかありません。

でもそんな過酷であろう一年半をなるべくストレスをかけずに伸ばしていくために、誤魔化す方法はいくつかあります。

 

それは

[box class=”green_box” title=””]

  1. 既縮毛矯正部分を全てカットするまで結んで誤魔化す。
  2. くせ毛部分をストレートにアイロンで毎日アイロンして誤魔化す。
  3. ストレート部分をカールアイロンで毎日巻いて誤魔化す。
  4. パーマをかけて誤魔化す。[/box]

の4パターン。

それぞれ紹介していきますね!

 

①既縮毛矯正部分を全てカットするまで結んで誤魔化す。

これはそのままですね。1年半伸ばし続けている間は、髪を結って過ごすパターンです。。

 

一束で結んでしまえば、他のどの誤魔化し方よりも楽。

でもこの選択肢でいくなら、

この際セルフヘアアレンジを勉強して髪を可愛く素敵に結ぶ術を会得するのがいいんじゃないかな?と思います!

 

②くせ毛部分をストレートにアイロンで毎日アイロンして誤魔化す。

こういうこと。

[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]

これに関しては、

癖が強かったり、毛量の多いタイプの方はかなりの労力を要しますね(汗)

それと、初期の方はくせ毛の割合が少ないことになるのでさほどかもしれませんが、

後半になるにつれ、くせ毛の割合が大半を占めるようになるのでストレートを維持するのはかなり大変です。

 

雨には勝てないですしね。

ダメージ的なところでも心配なところがあり、主に今後ヘアスタイルを作っていくくせ毛部分にアイロンを通すことになるので、いざくせ毛を活かした髪型にしても

蓄積したダメージによっては扱いづらさが出てしまう可能性もあります。

 

③ストレート部分をカールアイロンで毎日巻いて誤魔化す。

これは、こういうこと。

[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]

上記とは逆で、くせ毛部分に合わせて縮毛矯正部分にカールをつけるという手法。

同じように湿気には勝てませんが、熱を入れる部分が後々切り落とす縮毛矯正部分なのでダメージ面では心配が少ないですね。

 

ただ、ストレートアイロンでくせ毛を伸ばすよりも技術的に難易度が高く、くせ毛の強さやタイプによっては向かない場合もあるので注意が必要です。

 

④パーマをかけて誤魔化す。

これもビジュアルとしては、こうですね。

[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]

理屈はコテで巻くのと変わりませんが、それをパーマでやるということですね。

これであれば、セルフで巻く技術が必要ないので割とハードルは下がるかと思います。

 

でもパーマをかける際には注意しなければならないポイントがあります。

それは、『これまでの縮毛矯正が低ダメージでかけられているか』です。

 

縮毛矯正は美容室のメニューの中でも1、2位を争う髪にダメージを伴うメニュー。

その縮毛矯正を、髪にパーマをかけることのできる余力を残すくらいダメージを抑えてかけられていなければパーマをかけても扱い安くなりません。

髪の現状的にかからない、かけられないということはよくある話で、最悪の場合チリチリバサバサのビビリ毛になってしまう可能性も大いにあるのでこの手段を行う際は必ず経験豊富な美容師にご相談くださいね。

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【実例】私の場合はどうなの???

くせ毛というのは、ほんとーに千差万別。一人として同じくせ毛の人間はいません。

くせ毛の強弱、うねりの間隔、性質の違い、部位ごとのパターン、髪の太さや毛量の違いなどなど細かいことを挙げたらキリがありません。

ここからはこれまでに書いた記事へのリンクも貼り付けますので、詳細はクリックしてその記事に進んでください。

 

あ、でもとりあえずこの記事を一通り目を通してからの方がいいかも。

 

脱縮毛矯正実例

これまで縮毛矯正をかけるか、束ねるしか選択肢がなかった方へ。

縮毛矯正の呪縛から解き放つ脱縮毛矯正くせ毛カットの実例をいくつかご紹介します。

実例1

▷ ただ重く広がるくせ毛に、可愛く弾む『動き』と『軽さ』を。 

縮毛矯正をやめてはいるけど、、、決してくせ毛の良さを引き出しているとは思えないこれまでのカット。

 

重く、長く、、、のくせ毛カットのセオリーをぶち壊す

ボブなのに軽く動くくせ毛の良さを引き出したヘアスタイルにしてみました。

 

実例2

▷ アリかナシかは艶感で決まる!

くせ毛はつけるスタイリング剤で全てが決まるというくらい全然違うんですよね。

カットと同じくらいスタイリング剤は大切です♪

 

強いくせ毛を活かす実例

比較的強いくせ毛の実例をいくつかご紹介していきます。

実例3

▷ くせ毛のパサつきは、欠点ではなくデザインになり得る。

毛先にも縮毛矯正が少し残っている段階でバッサリカット。

本人が短めのヘアスタイル希望ということもあり、メンズライクなショートヘアにしてみました 。

 

『くせ毛を活かした髪型』はツヤ感がかなり大切なポイントになってくるんだけど、この方はあえてスタイリング剤もマットな質感で合わせてみました。

髪型というのは、ルールがあるようでほとんどない。似合っていればなんでもOKなのです♪

 

実例4

▷ 波打つ強いくせ毛でチリチリ乾燥してしまう髪を脱縮毛矯正カット

「果たして自分のこの強いくせ毛で、縮毛矯正をかけずにいることはできるのだろうか?」

今まで縮毛矯正をかけ続けてきた方のほとんどがそう考えるのではないでしょうか?

 

この方は一度カウンセリングのみでの来店→後日カットという流れでした。

僕が担当させていただく方は、このパターンが非常に多いのですが、一度カウンセリングのみで来店することによって疑問がない状態で施術に望めるので安心感が違います。

無理なら無理と言っていますので、ぜひカウンセリングのみでのご来店お待ちしております!

 

一年半未満での脱・縮毛矯正の実例

脱縮毛矯正の期間である『一年半』に満たない状態での脱縮毛矯正実例をいくつかご紹介します。

実例5

▷ 【縮毛矯正やめたい!】くせ毛を活かすカットとパーマで脱縮毛矯正

縮毛矯正を最後にかけてから一年半に満たない方の施術例。

この方は、縮毛矯正がかかっているところを全てカットするのではなく、縮毛矯正部分にパーマをかけてくせ毛のウェーブとなじませていったパターンですね!

パーマをかけることができるかできないかは、その方の髪質もありますが、髪のダメージ状況にもよるので万人ができる策ではないのですが、

うまいこと条件が重なりパーマができる場合は、脱縮毛矯正までの期間を一気に短縮できるのと同時にヘアスタイルにも幅が生まれるのでオススメです♪

 

その他のくせ毛を活かす実例はこちら。

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その他のくせ毛を活かす実例一覧は【こちら】をクリック。

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まとめ

いかがでしたか?かなりのボリュームの記事になってしまいました。。。

読んでいただいた方、ありがとうございます。

 

「縮毛矯正をやめたい」といっても、そうするためにはいろんなことを考えなければならないし、やめるまでの道のりは大変だと思います。

ただ、くせ毛を活かすヘアスタイル。自分の個性を前面に出していける喜び。嬉しさ。開放感は素晴らしいものです。

 

僕自身はくせ毛マイスターとしてくせ毛を活かすスペシャリストであり、くせ毛を殺すスペシャリストでもあります。

だから決して縮毛矯正を批判したりしている訳では全くありません。

 

あなたが、ただ楽しいと感じるほうを選択することが正解なのです。

もし、今の選択に何かもやっとする思いがあるのでしたら僕にご相談ください。

 

お待ちしております。

くせ毛マイスターに予約・相談をする。

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ABOUT ME
のっち/野坂信二
のっち/野坂信二
くせ毛マイスター
くせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師。東京表参道を拠点としてとして活動。TV出演、書籍出版、オンラインサロン運営など。現役バリバリでサロンワークを中心に、講師としても全国に飛び回っています。
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