くせ毛×パーマで縮毛矯正をやめる期間を短縮♪【実例 #27】
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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今まで縮毛矯正をかけてきたけど、縮毛矯正をやめたい!という方もすごく増えてきましたよね。
縮毛矯正はくせ毛の救世主的存在ではありますが、何年何十年もかけ続けるというのは人によってはかなり窮屈に感じるもの。
今回は縮毛矯正→くせ毛を活かすことにパーマでシフトさせる実例をご紹介いたします。
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今回のゲスト
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[box class=”gray_box” title=”【ヘアDATA】”]
- くせ毛タイプ・・・・・・捻転毛
- くせ毛レベル・・・・・・★★★☆☆☆
- ダメージレベル・・・・・★★★★☆☆
- 髪の硬さ・・・・・・・・★★★★☆
- 髪の量・・・・・・・・・★★★☆☆
- 使用ヘアケア剤・・・・・Flowers
- 使用スタイリング剤・・・スプリングパフ、Voiバター
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くるくるうねうねのウェーブヘアというタイプのくせ毛ではなく、1本1本がチリチリしていてぼわーっと広がるタイプの捻転毛というタイプのくせ毛。
捻転毛は波状毛よりも”くせ毛を活かす”ことに向いていないので、パーマを組み合わせると◎
[box class=”red_box” title=”合わせて読みたい”]
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通常、脱縮毛矯正は1年半ほどの時間がかかる
題にある通り立つ縮毛矯正には1〜1年半ほどの期間を要します。
これを伝えると脱縮毛矯正自体を断念する方もすごく多いです。その間の期間は”結ぶしかない”くらいになってしまう方もいるので、容易に過ごせる期間ではありません。
その程度はくせ毛の強さや髪質によるので、本当に人によるというところ。
「「縮毛矯正をやめたい」くせ毛に悩む人が知りたい対策・解決策などすべて。」で詳しく書いているので、詳細はそちらを。
掻い摘んだ説明をすると、縮毛矯正をかけている方はご存知の通り、縮毛矯正は時間の経過で元の髪質に戻るような施術ではありません。
髪にウェーブを作るパーマであれば、数ヶ月もたてばかけたての状態よりもウェーブがゆるくなりますが、縮毛矯正はそういうことはない。
つまり縮毛矯正をかけてストレートになった部分は半永久的にストレートを維持し続けるので、くせ毛を活かすという場合はそのストレート部分を全てカットする必要があります。
こんな感じに女性らしい丸みのあるショートボブにしたいとなった場合は、新たに伸びたくせ毛部分のみで作ろうとすると1年半ほどの期間がかかってしまいます。
それ以上短い期間だと、ヘアスタイルがメンズライクになってしまったり、くせ毛や骨格に合わせたカットをする余裕がなかったりするので”やったはいいけど似合わない”といった結果になってしまう可能性も高い。
くせ毛でウェーブがあるからストレートの方よりも短く見えがち、というものある僕は女性が脱縮毛矯正をする場合は「最後に縮毛矯正をかけてから1年半ほどかかります。」ということをお伝えしています。
脱縮毛矯正の場合は、そもそも自分のくせ毛で縮毛矯正をやめていいのか分からないという方も多いので、カウンセリングのみでまず来店していただいて髪質を見ながら
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- メリットやデメリット
- 1年半くらいならこんな髪型になりますよ
- できる髪型とできない髪型
- お手入れや毎日のヘアセット[/box]
などなど実際に髪を見ていきながら、その時にお答えできるかぎりのことをお伝えするようにしています。
その時点で1年とかそのくらい最後の縮毛矯正から期間があいていればかなり確実なことをお答えできるのですが、数ヶ月程度だと”推測”の部分がとても多くなってしまいます。
でも、その時点だけでもわかることが多く、その時のカウンセリングで「頑張って伸ばしてみます!」となる方もいれば「やっぱり私には合わなそう。」とひとまず縮毛矯正をかけ続ける選択をされる方もいます。
1年半我慢して伸ばして「私には合わなそう。」と縮毛矯正するよりも不必要な我慢がなくなるのでかなり精神衛生上ヘルシーですよね。
そして、カウンセリングの時点で「このくらいの期間でパーマをかければグッと脱縮毛矯正までの期間を短縮できますよ。」とパーマ施術を提案することもあります。
もちろん、髪質や今のダメージ状況や仕上げる髪型に大きく左右されますよ?
それでも半年以上も期間をぐっと縮められるなら縮めちゃった方が、結ぶしかできない生活から早めに脱出出来るのでメリットは大きいかと思います。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]実際に髪質をみながらカウンセリングするのとしないのとでは全然違いますよ。ぜひ。[/voice]
パーマで脱縮毛矯正を半年短縮!
ぶっちゃけ縮毛矯正をかけている髪にパーマはかからない、かけるとバサバサになるというのが通説なくらい結構リスクのある施術。
毛髪化学やら薬剤やらに詳しくないと髪の毛がボロボロになってしまうので要注意です。
僕がかける場合は特に何の心配もないですが、他の方がするとなった場合は仕上がりの保証ができないのでオススメはしないですね。
BEFORE
ビフォアはこんな感じで最後に縮毛矯正をかけてからちょうど1年ほどですね。
伸びる速度は人それぞれ違うので何とも言えないですが、僕が脱縮毛矯正でパーマをかける場合、表面のくせ毛部分がハチを越えたらOKという感じ。
それよりも短いとパーマをかけてもくせ毛とうまく馴染まなかったり、ソバージュのような細かいウェーブのデザインしかできなかったりなので、ハチのラインを越えるというのを一つの条件としています。
AFTER
パーマをかけた後はこんな感じ。素敵ですね。
くせ毛を活かす場合は、スタイリング剤必須。
これはパーマ有無にかかわらずスタイリング剤を必ず使ってください。
スタイリング剤を使わないとどうなるのかというと、くせ毛の良さが発揮できずに悪さだけが目立ってしまい、ボサボサバサバサになってしまう方がほとんど。
「くせ毛を活かしたいけど私の髪では無理。」と思っている方は「くせ毛に必要なものは髪質改善でも酸熱トリートメントでもなく〇〇だ!」の記事を読んでみてください。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]考えが変わります。[/voice]
今回使ったスタイリング剤はこちら。
スプリングパフとVoiバターの黄金コンビ。
この組み合わせの優秀さを知りたい方は「【くせ毛を活かすスタイリング剤】ムースとバームの組み合わせが最強すぎる!!!」を読んでみてください。
パーマとくせ毛はとても相性がいい!
僕はくせ毛の方でもよくパーマをかけます。
「え?癖があるのにパーマもかけるの?」とお考えの方も多いですが、くせ毛とパーマはめちゃくちゃ相性がいいんですよ。
[box class=”green_box” title=””]
- 持ちがめちゃくちゃ良い!
- くせ毛の不均一さに均一を。
- デザインをプラス[/box]
持ちがめちゃくちゃ良い!
直毛な方にパーマをかけるよりも段違いで持ちが良いです!
というか一生取れないの?というくらい持ちが持続します。
髪の毛というのは、元の髪質(直毛ならまっすぐな状態、くせ毛なら元のくせ毛の状態)に戻ろうとする力が働くのですが、元からうねりがあるくせ毛はパーマをかける前の状態に戻ろうとする力がそもそも弱いのでいつまでも持ちます。
髪型次第ですが、カットの度にパーマをかける必要はないのでかなりコスパが良いです♪
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]僕のお客さんでは半年置きくらいにかける方多いです![/voice]
くせ毛の不均一さに均一さを。
例えば右側だけ外にハネるから右側だけに内側に入るパーマを。
パーマって実はこれだけでもいいんですよ♪
くせ毛は部分部分で癖の強さや性質が違います。右側はウェーブが強いのに、左側は弱い。とかもあります。
そこに両方同じくらいのウェーブに揃えてあげる、ということをパーマでしてあげるだけでかなりお手入れ楽チンなヘアスタイルにできるんです♪
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]パーマはウェーブだけじゃない![/voice]
デザインをプラス
そして、欲しいところに欲しい癖があるわけではないですよね。
だって、天然のくせ毛なんですから。
そこに人為的なセンスをパーマで加えてあげるだけで、今はモサっとしたザ・天パって感じの印象かもしれないですが、洗練されたウェーブスタイルにすることも可能。
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]ね?パーマとくせ毛って相性がいいんですよ。[/voice]
脱縮毛矯正に関する質問コーナー
Q1.くせ毛を活かすにはどうすればいいですか?
一番いいのはくせ毛に精通した美容師さんに相談することですね。自分のくせ毛を知ることがとても大切。
くせ毛のタイプによって出来ない髪型もあったりするし、出来る髪型に自分がしたいかどうかっていうのも大きな問題の一つですよね〜。
今縮毛矯正をかけている方は、くせ毛を活かすにはくせ毛部分をある程度伸ばしていかないければならない期間もあるのもその場合は根気も必要!
僕の場合はくせ毛を活かす、縮毛矯正を辞めていくにあたって事前のカウンセリングを実施しているのでぜひご相談だけでもいらしてみてください♪
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Q2.スタイリング剤を使うと髪が痛むって本当ですか?
厳密に言えば本当です。
というのも髪を洗うのも、ドライヤーをするのも、シャンプーをするのも髪を傷めてしまいます。
つまりは日常生活を普通にしているだけで髪は少しずつ傷んでしまうものなのであえて特段きにする必要はないと思います。
ただガチガチにセットされてる髪に無理やりくしを通したり、ちゃんとシャンプーで落とさず寝たりは髪に過度な負担になってしまうので気をつけましょう!
Q3.くせ毛にオススメのスタイリング剤はありますか?
あります。
くせ毛の方にオススメで、且つ初心者でも使いやすいものを選別して紹介していますのでぜひご覧ください。
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Q4.くせ毛に相性が良いヘアオイルはありますか?
あります。ヘアオイルに揮発性のものと非揮発性のものがあり、くせ毛で、特にくせ毛を活かす方には非揮発性のオイルがオススメです。
中でも皮脂に最も近いとされるゴールデンホホバは髪との相性が抜群。下の記事にてオススメのゴールデンホホバを紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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Q5.ヘアアイロンを使う場合のスタイリング剤を付けるタイミングは?
スタイリング剤は必ずヘアアイロンをした後にするようにしましょう!
スタイリング剤をつけてからアイロンをしてしまうと、スタイリング剤の持つ水分が原因で髪の内外で水蒸気爆発が起きて髪を極度に傷めてしまいます。それとスタイリング剤が熱で焼き付いてしまうこともあり、シャンプーしてもなかなか取れなかったりすることもあるので気をつけましょう。
スタイリング剤をつけたままアイロンをすることでの髪の負担は、思っている以上に大きいです!