ブリーチ毛ショートヘアの高難易度縮毛矯正【実例 #25】

ブリーチ毛ショートヘアの高難易度縮毛矯正【実例 #25】
野坂 信二

こんにちは!

表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。

みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪

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くせ毛や縮毛矯正には、色々制約があると勘違いされている方がとても多いです。

[box class=”gray_box” title=””]

  • 長め、重めでなければならない
  • ショートにはできない
  • ブリーチはできない[/box]

など、細かいものをあげればキリがないですね。笑

 

僕のお客様でも初めてくる際は『〇〇したかったけど、美容師さんに要望してもできないと断られてしまった』という経験をされたことのある方がほとんど。

制約、というかすることで生まれるメリットデメリットは必ず何をするにも存在することはあってもできないことはみなさんが思っているより多くはありません。

 

今回は「ブリーチしている髪に縮毛矯正をかけることができない」という美容師業界の常識を覆す施術実例のご紹介です。

ブリーチ毛に縮毛矯正はできない?

結論から言えばできます。

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僕は現在300名以上の現役美容師さんに向けての縮毛矯正の先生をしているのですが、やはり美容師業界の常識の通りに

[box class=”gray_box” title=””]

  • ブリーチ毛に縮毛矯正は難しい
  • サーカスのような超高難易度の施術[/box]

と思っている方が多いです。

 

ブリーチ毛の縮毛矯正のリスクは以下の通り

[box class=”gray_box” title=””]

  • ダメージで髪がチリチリ(ビビり毛)に
  • ダメージで断毛[/box]

と、基本的にはダメージのリスクとなります。

チリチリになって断毛が最悪なケースですが、髪が硬くなってしまったり、バサバサになってしまったり。

 

ブリーチでのハイトーン施術は美容室のメニューの中でも1、2位を争うハイダメージメニューなので、やはりダメージへのリスクは拭い切れません。

そして1、2位を何で争っているかというと縮毛矯正。笑

美容師メニューのハイダメージコンビの組み合わせだからヤバいということですね。

 

そして実はこれ、あるあるなのですが、縮毛矯正上級者の美容師さんは口を揃えたように「ブリーチ毛の縮毛矯正は簡単」と言います。笑

なぜこんな現象が起きるのかというと、一種のブレイクスルーポイントがあるのです。

 

一定の技術、知識を身につけて、毛髪と縮毛矯正を深く理解すると、パッと目の前が明るくなったようにこれまで到底自分にはできないと思っていた施術も可能になります。

逆説的にいうと、ほとんどの美容師さんは縮毛矯正というものを理論ではなく、感覚でやってしまっているため、その壁を乗り越えることができないのです。

 

ブリーチ毛の縮毛矯正はとてつもなく難しい、でもとてつもなく簡単。

完全相反する特性を持っているのですが、これを上手に扱うには深い毛髪知識と縮毛矯正技術の練度が必要。

[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]つまりは、、、、まぁ難しいということかな。笑[/voice]

BEFORE

[box class=”gray_box” title=”【ヘアDATA】”]

    • くせ毛タイプ・・・・・・捻転毛
    • くせ毛レベル・・・・・・★★★☆☆
    • ダメージレベル・・・・・★★★★☆
    • 髪の硬さ・・・・・・・・★★★☆☆
    • 髪の量・・・・・・・・・★★★☆☆
    • 使用ヘアケア剤・・・・・ビータークリーム、RIRIオイル[/box]

今回はブリーチ毛にショートという組み合わせ。

ショートの髪にも縮毛矯正がかけることができないという方が時々いらっしゃいますが、全然できますので大丈夫です。

 

縮毛矯正をかけることができない長さとなると、アイロンで髪が挟めるかどうかということが一番のポイントとなるので5cm前後の長さがあればかけること自体は可能ですね!

くせ毛自体がすごく強いというわけではないのですが、ブリーチ毛でのリスクを懸念されてのご来店でした。

[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]実は根元の黒髪とブリーチ部分の馴染ませが一番難しい。笑[/voice]

AFTER

ブリーチ縮毛矯正

こんな感じに。

ただ縮毛矯正をかけるだけでなく、ショートヘアで頭にすっと馴染むように柔らかく仕上げていきました。

縮毛矯正は難易度が高い分、癖を伸ばすということに注目しすぎていますがこういうデザインによりフィットするようにしていくことがこれからの縮毛矯正のスタンダードになると良いなぁと思います♪

[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]縮毛矯正=伸ばすは前時代的![/voice]

実はブリーチしているかは大きな問題ではない

ブリーチ毛って黒髪から金髪へ、と見た目の変化が大きいからスポットライトが当たりがちなのですが

僕から言わせて貰えば、縮毛矯正をしてるしてないってさほど大きな問題ではないんです。笑

 

極端なことを言えば

ブリーチ10回していても縮毛矯正をかけることができる人がいれば、ブリーチ1回でも縮毛矯正をかけることができない方がいます。

 

これの違いは何かというと『その施術によってどのくらい髪が損傷しているか?』がとても大切になってきます。

縮毛矯正もそうですが、ブリーチも美容師の技術の中でも特殊枠。

上手な方とそうでない方の技術格差は天と地ほどあります。つまりは同じ回数のブリーチでも仕上がり、ダメージに大きな差が生まれてしまうのです。

 

より専門特化した技術だからこそ、より一回一回の施術で髪の体力を無駄に削らないようにすることがヘアケアの観点においてはとても大切なことですね。

 

ホームケアがどうたら、使うシャンプーがどうたら、色々ありますが、誰よりも髪を痛ませているのは美容師の施術であり、美容師の技術の他ならないのでこれからも腕を磨いていかなきゃです。

最後にショートヘアやブリーチ毛の縮毛矯正実例の一部を置いておきますので、興味のあるかは目を通してみてください。

ブリーチ毛の縮毛矯正実例の紹介

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ショートヘアの縮毛矯正実例の紹介

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のっち/野坂信二
のっち/野坂信二
くせ毛マイスター
くせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師。東京表参道を拠点としてとして活動。TV出演、書籍出版、オンラインサロン運営など。現役バリバリでサロンワークを中心に、講師としても全国に飛び回っています。
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