【濡れ髪用】ウェットディタングラーが優秀。他のブラシとの違いは?
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
↑YouTubeではくせ毛、ヘアケア関連の動画を多めに投稿しています!ぜひ登録してくだいね♪
皆さんはタングルティーザーをご存知でしょうか?
電車に乗ると、電車の窓に広告が貼ってあるのをよく見かけたり、ヘア系雑貨が売っているところでは必ずといっていいほど置いてあるのでかなり一般の方にも浸透しているのかなーと思いきやそうでもないんですね。
ほんといいですよ!タングルティーザー!
「だからなんやねんタングルティーザーって。」
ですよね!笑
この記事ではタングルティーザーって何?からお勧めのタングルティーザーまでしっかりご紹介していきます♪
タングルティーザーって何?
タングルティーザーとは、イギリス生まれのヘアブラシ。
こんなブラシです。
「あー見たことある!」って方、多いのではないでしょうか?
僕はこのブラシを初めて知って使い始めてから6、7年くらい経つのかな?
遠い記憶の中でこれはまだ一般発売していなくて、カラー剤やパーマ剤を仕入れるディーラーさんが「最近こういうブラシが日本に入ってきたんですよ」なんて紹介してくれたのがキッカケだったように思います。
このブラシの特徴は、髪を絡まずにスッととかせる。これだけ。
これだけの特徴なのですが、これが初めて使った時はかなりの衝撃を受けるくらいにノンストレスに髪をとかせることが出来るんです!
その仕組みなどの詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
[box class=”red_box” title=”タングルティーザーについて詳しく”]
[/box]
[box class=”gray_box” title=””]
- 濡れている髪
- 細毛・軟毛
- 子供の髪
- 絡みやすい髪
- ダメージ毛[/box]
などなど、櫛でとかすには引っかかったり絡まったりしてしまいがちな髪がスッととかせる。スッと。
初めて触った時から秒でサロンワークに導入しました。
当時のディーラーさんが派手なピンク色のタングルティーザーしか持っていなくて、それがちょっと嫌だなと思いながら使っていましたね(笑)
そのころはおそらくこのタイプのタングルティーザーしかなかったのですが、今は目的別にとんでもない種類のタングルティーザーがラインナップされているんです。
ふとしたことがキッカケであるタイプのタングルティーザーを使ってみたら「うわこれいいじゃん!早く言ってよ!」となったのでご紹介します。
ここまで前置きでした(長い)
[box class=”red_box” title=”タングルティーザーについて詳しく”]
[/box]
ベーシックタイプより良いやん!ウェットディタングラー
でも今回僕はオススメする商品はよく目にしているベーシックタイプのタングルティーザーではなく、『ウェットディタングラー』というブラシ。
HPで見ると本来してはいけない濡れた髪にブラッシングするためのブラシとなっているのですが、まぁなんかそれはタングルじゃなくてもブラッシングはしてくれと思います(笑)
でも、乾いた状態の髪よりも濡れた状態の髪の方が髪同士が絡みやすく、ブラシを髪に通してもすぐに引っかかってしまうため気をつけながらブラッシングをしないと逆に髪を傷めてしまうことになってしまうので注意が必要です。
ですが、前述したようにタングルティーザーは『絡みやすい髪でもスッととかせてしまうブラシ』なので、かなりラフにブラッシングしても髪に優しいまま。
引っかかったままブラッシングしたら髪が傷んでしまうなんてことは考えれば誰でもわかること。
でも自分の髪を色々他にもやることがある中であまり気をかけるのは煩わしくも感じてしまいますよね。
でも、そのズボラなままラフにブラッシングすることを許された唯一のブラシといっていいでしょう!
[voice icon=”https://kusegehack.com/wp-content/uploads/2017/05/730f897cef4a873a9715cd34a5b219c1.jpeg” name=”くせ毛マイスター” type=”r”]雑な感じにザッザッとブラッシングしても髪に負荷がかからないのがすごい。[/voice]
ウェットタングルティーザーの優れているポイント
[twentytwenty] [/twentytwenty]
比較すると、ウェットタングルティーザーの方がブラシの歯が長めですねぇ。。。
なぜベーシックタイプではなく、ウェットタングルティーザーをオススメするのか?
その理由は
[box class=”green_box” title=””]
- 遜色ない基本性能はそのまま
- 持ち手がついてる
- 濡れたでも滑りにくい加工がされている[/box]
遜色ない基本性能はそのまま
タングルティーザー最大の特徴である
[box class=”gray_box” title=””]
- 濡れている髪
- 細毛・軟毛
- 子供の髪
- 絡みやすい髪
- ダメージ毛[/box]
などの絡みやすい髪でもスッと引っかからずにとかせるという特徴はそのまま受け継いでいます。
「当たり前だろ!」と声が聞こえてきそうですが、こういう商品って一つのヒット商品がバリ良くて後継はグズグズなんてのも珍しくないじゃないですか。
これはしっかりその最大の武器たる特徴をしっかりと受け継いでいる。素晴らしいです。
持ち手がついてる
これ!僕はこれを待っていた!笑
僕がこのブラシを推す理由はむしろこれです!笑
ぶっちゃけベーシックタイプのタングルティーザーは僕には初めから「使いにくっ」と思っていました。(ごめんなさい)
なぜかというと僕がメインでこのタングルティーザーを使う場面はサロンワークだからです。
つまりは使用対象が自分自身ではなく、お客様だということ。
こうなると持ち手がないと非常に使いにくいのです。。。
自分で使うことを想定されて作られたベーシックは
[box class=”gray_box” title=””]
- コンパクトサイズなので一度に髪に触れる面積が少ない
- 持ち手がないので、面の動きしかできず可動域が狭い
- ブラシの歯が短いので表面の髪しかとかせない[/box]
などの不自由があったのですが、持ち手があるだけでそれらの問題がかなり緩和してくれるのです・・・!
と、ここまで問題があるのに使い続けた僕・・・いや、タングルティーザーの魅力って単純にすごくないですか?笑
「くそっ使いにくいな・・・」と思いながら使い続けた年数はもう10年に届きそうです。
濡れた手でも滑りにくい加工がされている
ウェットタングルティーザーは、ウェットと名を冠する通り濡れた髪に使用できるように設計されています。
黒だと分かりにくいので、コチラのカラー。
『THE WET DETANGLER』と印字されて彩度が薄いこの部分が少しザラザラした加工が為されていて濡れた手で使用しても滑りにくいように設計されています。
現にサロンワークでは
[box class=”green_box” title=””]
- フロアのマイワゴンに1本
- シャンプー台に1本[/box]
にウェットタングルティーザーを設置しています。
シャンプー台でトリートメントや処理剤を馴染ませるときに大活躍中。
ベーシックはシャンプー台では、全く使い物にならなかったので他のブラシやコームで代用しておりました。
シャンプー台でのウェットとベーシックの使い勝手比較をしてみると
[box class=”gray_box” title=””]
- ウェットはブラシが薄いのに対して、ベーシックは厚みがあるので狭いシャンプーボールの空間の中では邪魔の極み。
- ウェットは滑り止め加工がありますが、ベーシックがそれがないのでトリートメントでぬるついたままの手ではブラッシング不可。[/box]
って感じ。
ウェットタングルティーザーをシャンプー台に設置してからより仕事がスムーズになったと思います。
どんな人にオススメ?
ぶっちゃけ良いものだからとりあえず買っとけと思いますがあえてあげるなら
[box class=”gray_box” title=””]
- タングルティーザー最初の1本に。
- ベーシックを持っている人はお風呂場や洗面台に置く家用タングルに。
- お客さんに使う美容師さんやお子さんに使いたいお母さんなど[/box]
タングルティーザー最初の1本に。
まだタングルティーザーを使ったがないという方、他のブラシを使っているという方、オススメですよ。
ブラシングする習慣がない方でも、世界一ズボラが許されるブラッシングブラシなのでぜひ。
ベーシックを持っている人はお風呂場や洗面台に置く家用タングルに。
ベーシックタイプは持ち運べることも想定しているので今お持ちのタングルはカバンに入れて、ウェットタングルは据え置き用タングルにしてみてはいかがでしょうか?
このタングルティーザーが一番真価を発揮するのは、お風呂でのトリートメント馴染めせだと思います。
髪にトリートメントをつけた状態のまま上から丁寧にブラッシング。
手でつけるだけでは到底行き届かない髪1本1本までトリートメントが行き渡り、トリートメントは数段ランクアップさせたような仕上がりになるはずです。
ぜひお試しください。
お客さんに使う美容師さんやお子さんに使いたいお母さんなど
僕と同じような立場のあなたや、娘さんの髪をとかしてあげたいと考えるあなた。
自分ではない誰かに使う場合には持ち手があると手首に負担をかけずにブラッシングできるのでノンストレスですよ。
プロ用も出た!
通常のディタングラーブラシよりひと回り大きいので、サロンワークはこっちを愛用決定!
関連記事
[kanren postid=”3276,4799,3236,2082″]