こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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今回は、くせ毛をストレートヘアにする縮毛矯正のかけるオススメな頻度とかけるベストタイミングについてレクチャーしていきます!
目次
縮毛矯正(ストパー)をかけるオススメな頻度とベストなタイミングとは?
縮毛矯正とはくせ毛を半永久的にストレートにする技術ですが、また新たに根元から生えてくる髪は元のくせ毛のままの状態で生えてきます。
縮毛矯正は、まだ頭皮から出てきていない髪の毛をストレートにしたり、その人も髪質そのものを変えてしまうようなことはできせん。
薬剤と熱を使って、今生えている髪をくせ毛からストレートにする。それが縮毛矯正です。
そして、せっかくくせ毛からストレートヘアにしたのだから綺麗な状態をなるべく長く保ちたいですよね。
その綺麗なストレートヘアを保つためには、定期的に新たに生えてきた根元のくせ毛部分に縮毛矯正をする必要があります。
でも、「その定期的な根元の縮毛矯正はどれくらいの頻度でかけるべきなの?」と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?
縮毛矯正をかける頻度とかけるオススメの時期があれば知りたいですよね。
クセの強さやタイプ、髪質によって異なるオススメの縮毛矯正頻度
縮毛矯正をかける頻度やベストなタイミングって、実は人によってバラバラなんです。
それを決める要素というのは…
- クセの強さ
- 髪質(太さ・硬さ・量など)
- 髪型(ヘアスタイル・髪の長さ)
- 気になり度合い
になります。
単純な話、綺麗なストレートヘアを維持できていればいいワケです。
半年経っても崩れていない人はかける必要がないし、3ヶ月ほどでスタイルが崩れてしまうようならかけた方がいいですよね。
なので、縮毛矯正をかけるべき間隔が長ければ「縮毛矯正の持ちが良い」と言え、短い間隔でかけなければならないほど「縮毛矯正の持ちが悪い」と言えます。
それを上の4つの要素と掛け合わせて図にしてみると…

わかりやすいですよね。
クセの強さ・髪質(太さ・硬さ・量など)・髪型(ヘアスタイル・髪の長さなど)・気になり度合いは縮毛矯正の持ちと非常に密接な関係があります。
最後の項目の気になる人・そうでもない人ってのは、
クセが強かろうが弱かろうが、気になる人はなるし、ならない人はならない。その気になり度合いって本当に人それぞれ違うんですよね。
僕が「まだやらなくて大丈夫ですよ。」と言っても「それでも私は気になるからやりたい」と言われればそれまで感があります(笑)
それでもやることがお客さんのためにならないこともあるので、やらないことも場合によってありますが。
縮毛矯正をかけるおすすめの頻度とは?
ここまでで、髪質やクセの強弱で縮毛矯正のかける頻度がみんなバラバラだということはご理解いただけたと思います。
でも、あえて指標を提示するのであれば…
- 3ヶ月おき
- 6ヶ月おき
- 12ヶ月おき
の3パターン!
これを縮毛矯正の持ちに良さ・悪さと照らし合わせて、
持ちの良い人は12ヶ月おきに、持ちの悪い人は3ヶ月おきに、ということを基本として考えると綺麗なストレートヘアの維持は簡単になれます。
縮毛矯正をかけるおすすめのタイミングとは?
縮毛矯正をかける頻度とタイミングは、日本で暮らしている限り切っても切り離せない関係なのです。なぜだと思いますか?
くせ毛の方にとっては愚問かもしれないですね(笑)
それは四季があり、梅雨があるからで、何より日本は温帯気候の中でも最も四季の変化がはっきりしている温暖湿潤気候(おんだんしつじゅんきこう)という気候に分類されています。
2016年の気象データをグラフにすると…(参考資料:気象庁各種データ・資料)


日本はやはり6〜9月は湿気・雨共に多いですね。
梅雨があり、雨が多い時期がある程度決まっている日本にいるならば、ここを基準に考えないといけないですよね。
それに備えるとなると、縮毛矯正をかけるべきベストタイミングは6月前後ですよね。この6月前後にかけることができれば、6・7・8・9月を快適に過ごせるはず。
ここから縮毛矯正をかけるおすすめな頻度を元に逆算すると、縮毛矯正をかけるべきおすすめのベストタイミングが導き出されます。
それは…
- 3ヶ月おき・・・・・6月・9月・12月・3月
- 6ヶ月おき・・・・・6月・12月
- 12ヶ月おき・・・・6月
となりますね!
逆に、これを意図せずに単純に気になったからという理由で縮毛矯正をかけてしまうと、かえって縮毛矯正をかける頻度が多くなってしまったり、
快適な期間が少なくなってしまったり、時間もお金も非常にモッタイナイことになってしまいかねません。
例をあげると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
半年に1度縮毛矯正をすれば綺麗なストレートヘアを保つことのできるAさん。
6月 → 12月 → 6月 → 12月…
というスパンでコンスタントに縮毛矯正のリタッチをしていくことで、雨や湿気の多い時期も快適に過ごすことができ、無駄がないのが見て取れますよね。
それが考えなしに
6月 → 2月 → 6月 → 1月…
なんて感じで、間隔が綺麗じゃないですよね。なぜこうなってしまうのかというと、
6月にかけて縮毛矯正をかけて、12月湿気がないから気にならないからという理由でスルー。さすがに伸びて湿気がないにも関わらず癖が目立ってきたので、2月に根元リタッチ。
今度は4ヶ月しか経ってないけど、梅雨で湿度が高いし、雨が多くどうにもできないのでかけてしまうということですよね。
間隔がまだらになってしまうだけではなく、半年おきにかける縮毛矯正は綺麗で快適な状態を保つことができていますが、
後者は、気候の影響で扱いきれず癖が暴れしまってからかける。つまりは、ヘアスタイルが崩れてからかけるという事態になってしまっていて、
タイミングを見誤ることによって、間隔に無駄が生まれ頻度が高くなり、年に2回で綺麗なストレートを保つことができるのにも関わらず、
年3回以上もかけてしまったり、ヘアスタイルが崩れ、扱いが大変な時期を生み出してしまうという非常に悪いスパイラルに陥ってしまうのです。
縮毛矯正をかける美容師の技術力によってもかける頻度は変わってしまう…!
ここまでお話してきたのは、縮毛矯正がしっかりかかっている前提のお話です。
僕もくせ毛専門美容師として活動しているので、他店での縮毛矯正のお直しもよく依頼されます。
それは、根元折れやビビリ毛、そして伸びていないくせ毛の修正などです。
単純に縮毛矯正をかけても癖が伸びていない場合は、かけるタイミングや頻度もクソもないんですよね。伸びが悪かったり、伸びてなければ、
当然癖が気になるまでも期間も短くなってしまうのは当然のことですよね。
この事例は意外にかなり多くて、実際にそれに気づいていない方も多いんじゃないかな?と思います。
以前までは癖が暴れてどうしようもないからという理由で3ヶ月に一度縮毛矯正をかけていた方も、僕がかけるようになってからは、
半年に一度でも全然気にならなくなった!と言ってくれる方も非常に多いです。つまりは、伸びが悪かったり、伸びていなかったということになりますよね。
縮毛矯正が上手な美容師さんは少ないので、上手な美容師さんに変えるだけでも劇的な変化が出る方もとても多いんじゃないかなと思います。
今回は持ちにスポットを当てて話していますが、綺麗さ柔らかさ、ダメージ具合などにも大きく影響されてきますよ。
まとめ
縮毛矯正は、その場限りの技術ではなく、ずっと髪に残り続けるものなので計画的にするのが全ての面に置いて良いです。
そして、縮毛矯正が上手な美容師さんは非常に少数なので、そこに特化している美容師さんにやってもらうのが一番なのではと思います。
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今日はこんなん。ほいじゃね♪