なぜ?得するドライヤーの冷風機能のヘアケア効果について。
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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どんなドライヤーにも冷風設定がありますが、なんでそれがあるかはご存知でしょうか?
僕はサロンワークでもいつも使用していて、お客さんにも時々「冷風当てた方がいいんですか?」なんて質問をされることもしばしば。
ドライヤーの冷風機能の使い方や効果を話すと、みなさん「知らなかった!」と即実践→効果を感じていただけます。
今回はそんな得するドライヤーの冷風機能について解説していきますね!
ドライヤー冷風(COOL)機能の効果
ドライヤーの冷風機能のある意味をお客さんに尋ねると「乾かしてる途中で暑くなってきた時に涼むため?」という回答が意外にもとても多くてびっくりします。
気持ちはとても分かるし、夏は僕もよく使って途中で休憩します。笑
本気で言ってる人、ふざけて言ってる人様々ではあるのですが、共通項として『冷風機能の本当の効果や使うタイミング』を知らないということですね。
ドライヤーの冷風機能の効果というのは主に以下の3つ。
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- 髪にツヤを出す
- 冷やして固めて髪の形状、収まりをキープ!
- クールダウンで気化熱を抑える[/box]
ドライヤーは基本的に70〜130℃前後の高温の風で乾かすので、それをクールダウンすることでの効果が冷風機能の効果と言えますよね。
①キューティクルを引き締め。髪にツヤを出す!
これ、よく聞きません?
実際に乾かした後に冷風を当てるとしっとりツヤっとした質感に変わります!
冷風を当てることで空気中の水分が冷風に乗って髪内部に戻るという説もあるし、キューティクルが閉じるという説もありますが、どちらもちゃんとした検証記録があるわけではないので実際のところはよく分からないんですよね。
あまりエビデンスがないものは大人の都合で作られたものだと思っているので証拠欲しいところ。笑
ただ、体感的には分かるのでお客さんには「見たわけじゃないんですけどね」と言って説明することもありますね。
②冷やして固めて髪の形状、収まりをキープ
冷風を当てることでドライヤーやヘアアイロンなどの高温を利用して作った髪の形状のキープ力をあげることが可能です。
イメージ的には、チョコレートに熱を加えると柔らかくなって、冷やすと硬く、強くなる!というようなイメージ。
簡単ですよね♪ほんとこんなイメージでOKです!
髪も水と熱の力(ブローやヘアアイロン)で形をコントロールして、冷風でカチッと固める。
しっかり乾いて熱を取った髪は外的刺激からの耐性もつくので痛みにも強くなる!そんなイメージですね♪
③クールダウンで気化熱を抑える
髪の粗熱をとることで気化熱を抑えることができます。
気化熱を抑えることでどんなメリットがあるのかというと、髪に適度の水分を閉じ込めることができるということですね。
『オーバードライ』これはすなわち乾かしすぎという意味合いで過度にドライヤーをかけたときなんかに使う専門用語(なのかな?)なのですが、乾かしすぎだけではなく、逆に乾かさないでもこのオーバードライは発生してしまうんですよね。
くせ毛の方なら特に顕著にその症状が現れるのですが、自然乾燥をさせると髪の毛がパサパサになりませんか?
まさにそれです。
ドライヤーを使うことで髪に適度な水分を残した状態をキープしながら髪を乾かすことができるのですが、乾かさないまま放置すると濡れて水素結合が外れ、キューティクルが開いたままということになるので髪に必要な水分までも一緒に髪の外側に排出されてしまいます。
ドライヤーを使うことはこれを防ぐことも一つの目的。
そして、冷風で乾かした直後の粗熱をとってあげることでその髪の中の水分をよりしっかりと髪内部に止めることができるのです。
冷風機能の使うタイミング
冷風機能を使うタイミングは髪を乾かしていて暑くなってきたタイミングで、、、ではなく!
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- ドライヤーの温風で乾かした後
- ストレートアイロンやコテでスタイリングした後[/box]
それぞれの粗熱をとって冷ましてあげるイメージですね♪
温風で乾かした後の冷風は乾いていないと髪がひんやり冷たくなり、まだ乾かしきれていない場所が一目瞭然なので、乾かし漏れをなくせるので一石二鳥!
どんなドライヤーについてる?
これに関しては、基本的にはどんなドライヤーにもついています。
僕の知る限りではついていないドライヤーを知らないので、今自宅にあるドライヤーにもついているはず!
この辺はドライヤーの価格帯やプロ用、パブリック用問わずドライヤーに備わっている基本的な機能の一つだという認識です。
基本的な機能なのになんでこんなにも正しい使い方が認知されていないのか謎なんですが。。。笑
高性能なドライヤーよりもとりあえず冷風機能を使ってみましょう。
最近は高級ドライヤーブームもあり、ドライヤーの平均価格も上がっているように思えます。
ヘアビューザーとかダイソンとかがその主たるもので、その他にも3〜4万円の価格帯のドライヤーがプロ用、パブリック用問わず結構いろんなメーカーが出していますよね。
(基本的に知識がない一般の方はドライヤー選びが大変そう。。。)
ドライヤーはそう何回も買い換えるものではないと思っているので「どうせ買うなら良いものを」という考え方はめちゃくちゃ賛成なのですが、最近とりあえず良い(とされている)ものをやたら買う方もぶっちゃけ多いですよね。
そして、高いもの=良いものっていう考え方もちょっとアブナイかも。
これは僕は何回も口を酸っぱく言っているのですが、どんなに高級なドライヤー、どんなに高性能なドライヤーよりも『ちゃんとした乾かし方』の方が10000000倍大切なんですよね。
乾かし方ができていればそこまでドライヤーは高性能でなくてもいいし、逆に乾かし方がダメならどんな良いドライヤーを持っていても宝の持ち腐れになってしまいます。
今回のテーマである「冷風を当てる」もその乾かし方テクニックの一つ。
ちなみにその『ちゃんとした乾かし方』っていうのはそんなに大層なものではなく
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- 濡れたままにせずにしっかり乾かす
- キューティクルに沿って上から乾かす
- 最後に冷風を当ててあげる[/box]
言うてもこんなもんです。笑
すごーく簡単で単純だけど、毎日となるとちょっとめんどくさい、、、そんな温度感のものです。笑
中途半端すぎて逆にサボりがちになっちゃいますよね〜。しかし、美髪を1日にしてならず。毎日の積み重ねを丁寧に。
ちゃんと乾かして、それからちょっと良い道具をでもなんら遅くはありません。
「私はもう乾かし方は結構できてる!」なんて方は僕のおすすめドライヤーをぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ
今回はドライヤーの冷風機能に焦点を当てた記事でした。
マジで次に乾かす時から使える超・即実践テクニックなのでぜひトライしてください。もう洗面所に冷風で仕上げる!って貼っといてください。笑
でもそのくらい簡単にできて、効果のある美髪テクニックなのでやらないのは勿体なさずぎます。ぜひ!