くせ毛を美髪にするために知っておくべき縮毛矯正とカラーリングの相性
こんにちは!
表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。
みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪
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縮毛矯正とカラーリングの相性
くせ毛の方が 綺麗なストレートヘアを維持していく上で、縮毛矯正とカラーリングの相性は ぶっちゃけかなり悪いです。今回はその辺を説明していきますね。
美髪を目指すなら色味は捨てろ!
大多数がするアルカリカラーには、主に手法が二つあります
- フルカラー(根元の黒髪を明るくしつつ、毛先に色味を入れる方法)
- リタッチカラー(根元の黒髪部分のみを毛先に合わせて明るくする方法)
現在はカラー剤も進化しているので 昔と比べればダメージを抑えたカラーはできるものの、薬剤を塗るということは、ダメージはゼロではない。
それを毎回のように行えば、ダメージが蓄積していってしまうのは自然の道理ですよね。
縮毛矯正とは、癖の強さだけではなく、髪のダメージ状況も薬剤選定やその他プロセスを決める上で、とても重要な要素になります。
ダメージがあればあるほど、強めな薬剤を使うことができず、且つストライクゾーンが狭くなってしまい 失敗のリスクが高まってしまいます。
ちなみにカラーリングは明るければ明るいほど、回数が多ければ多いほど、多くのダメージが蓄積してしまいます。それと比例して失敗のリスクも高まるということですね。
[aside type=”normal”]現在流行のハイトーンのカラーリングは、明るく(一回のダメージが大きい)色落ちも早いのでカラースパンも短く(カラー回数が多くなる)ので、相性は最悪 二つに一つの選択しか残りません。[/aside]
一番気をつけるべきはセルフカラー
でも一番気をつけるべきは【自分で自宅で白髪染めをしている】パターンなんです。
これが縮毛矯正の失敗に繋がる理由はいくつかあります。
- 1ヶ月未満の短い間隔で染める
- 気になる生え際を必要以上にしっかり染めようとする
- ダメージが判別しにくい
カラーリングと縮毛矯正は、美容師が施術した場合でも1ヶ月ほど間隔をあけることが賢明です。
それを、伸びてきた白髪部分のみに薬剤を塗布する技術のない素人が短期間の間に何度も染め、
見えない襟足や後頭部部分と気になる生え際の塗布量に何倍もの開きがあれば、当然染まり上がりだけでなく、痛み具合のバラバラ。
明るくない分、ダメージの判別もとても困難なので、綺麗に縮毛矯正をかけるのは非常に困難。よくある事例ですが、これを綺麗にクセを伸ばせというのは、いささか無理な話なんです。
唯一のメリット
そんなカラーと縮毛矯正の苦い関係性ですが、ただ一つだけメリットがあるんです。何かお分りでしょうか?
カラーリングの特性と縮毛矯正の特性を利用した逆転の発想なのですが、それは縮毛矯正の一ヶ月前にカラーリングをすると、縮毛矯正時の髪のストレスを減らし(薬剤を弱くできたりとか)総合的なダメージを減らすことが可能なのです。
[aside type=”normal”]ダメージヘアには強い薬が使えない=ダメージヘアは負担に弱い分弱い薬でもクセを伸ばせるということですね♪[/aside]
ただ、これは縮毛矯正スキルがある程度高い限定での話かもしれません。結局は諸々踏まえてどうしていくかは、美容師さんと相談するのが良いと思いますよ。
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今日はこんなん。ほいじゃね♪