くせ毛で悩むならコーウォッシュという新しいシャンプー習慣を。

こんにちは!くせ毛マイスターのっちです!
東京表参道でくせ毛率100%のくせ毛専門美容師をしてします。
- くせ毛を活かすカットやスタイリング
- 脱縮毛矯正パーマ
- 業界最高峰の縮毛矯正
などが得意で毎日くせ毛の悩みに向き合いながら、楽しく美容師をさせていただいています。
本人も今でこそ「くせ毛でよかった。」と思っていますが、自分のくせ毛がコンプレックスで嫌いだった過去がありました。
技術だけでなく、気持ちも寄り添えるかと思います。
僕のところには同じようなくせ毛の方にはいらっしゃらないので「自分はくせ毛だから」と気負いすることなく気軽にご相談ください。
僕のこと、予約などに関しては下の記事にまとめさせていただきましたので興味がある方はご一読ください。

くせ毛の方は、一般的なシャンプーとコンディショナー(トリートメント)では悩みが解決できないケースもとても多いです。
どんなに良いとされるシャンプーやコンディショナー、美容室でも毎回のようにトリートメメントをしてるのに。。。
お金と時間を費やしているのにそれに伴った成果が出てこなくて悩んでいる方がとても多い。
僕はくせ毛の方に
- 縮毛矯正をかけてストレートヘアに
- 自分の癖を活かしたカーリーヘアに
という二つの選択肢を提案しています。
今回はどちらかというと「自分のくせ毛を活かす」という洗濯をされた方を主な対象をお話ししていく新しいシャンプー習慣のお話です。
コーウォッシュとは?
コーウォッシュとは、シャンプーを使わずオイルやコンディショナーなどで髪を洗うことを指します。
重要なのでもう一度言いますが、シャンプーを一切使いません!
「えっコンディショナーは髪をケアするもので洗うものではないでしょ?」と思われるかと思いますが、実は黒人さん文化では昔からあるポピュラーな方法なんです。
日本人だと、どちらかというとシャンプーを使わない「ノープー(湯シャン)」の方がまだ認知度があるかもしれないですね。
コーウォッシュは、コンディショナーウォッシュの略とのこと。
このコーウォッシュ、僕は10年くらい前からくせ毛の方にはおすすめしていたり、ブログ記事にも幾度となくしてきているのですがコーウォッシュという言葉があって黒人文化ではポピュラーな方法であることはつい最近になって知りました!笑

日本人の9割はくせ毛といえど、縮毛矯正をするレベルのくせ毛を持っている方は少数な直毛民族なので、くせ毛に関するノウハウは海外の方が圧倒的に豊富ですねぇ。
コーウォッシュとくせ毛と相性が良い理由
コーウォッシュがなぜくせ毛と相性が良いのか?
それはシャンプーの洗浄成分で髪の油分を取りすぎないから。
これにつきます。
くせ毛は、そうでない髪の方と比べると髪の水分と油分をいい感じに保つのがとても下手くそです。
濡らすと必要以上に水分を吸って、なかなか乾かないのに乾かすと一気に乾燥して広がってしまうとかそもそも水を髪が弾いてしまって濡らすだけでも一苦労で、すぐに乾いてバサバサになってしまう、とか。
そんな色んなタイプは色々あれど、髪に水分と油分を上手く保持することができない不器用なのがくせ毛というやつなんです。
そしてそもそも、人間は最高のトリートメントを自分で作り出しているんです。
何かって?それは皮脂です。
「髪は皮脂により成る。」
と昔から言っていて、髪は頭皮から分泌された皮脂を吸収する性質を持っていて、皮脂はその油分で髪内部の水分油分を整え、髪をさまざまな外的刺激から守ってくれる性質も元々持っています。
でも現代の日本は毎日シャンプーをすることが良しとされる文化が一般的で、その髪にとって最高のトリートメント毎日シャンプーで取り去ってしまっているというのが現状。
シャンプーを全く使わずお湯だけでシャンプーをするという方法が湯シャンではありますが、毎日シャンプーをしないことに不潔なイメージがあったりでなかなか実践には移せない方という方がほとんど。
(湯シャンについてはそれだけで数記事かけるので詳しくはまた今度。笑)
普通のシャンプーをコーウォッシュに移行することで髪の油分を奪いすぎないようになるので、くせ毛のパサつきやジリつきが少しずつ緩和していくようになります。
「あ、コーウォッシュいいかも!!!」は数日で実感できるかと思います。
これまでは毎日シャンプーしての髪や頭皮の環境なので、完全体になるには数ヶ月から1年ほどはかかるかなぁと思います。
ただ勘違いしてもらっては困るのが、くせ毛のうねりがなくなる!癖が弱くなる!とかは全くないです!
どちらかというと「くせ毛を綺麗に出す」のがコーウォッシュというシャンプー法となります♪

「習慣」は味方につけると最強です。
コーウォッシュにおすすめのシャンプー
コーウォッシュはノンシリコンのコンディショナーを使用します。
なぜノンシリコンの必要があるのかというと、泡立たせるシャンプーを使うわけではないのでシリコン製品は髪へ付着してシャンプーをしないと徐々に髪に蓄積してしまいベタベタになってしまうからです。
頭皮的にもシリコン製のものをべたっと付けてしまっては毛穴に詰まって頭皮環境を悪化させてしまったり、艶出しの成分によっては肌につけると負担が大きいものもたくさんあるので
頭皮にベタっとつけても問題ない製品である必要があります♪
僕のおすすめの製品は、このビータークリーム!

この話の流れで分かるように泡立たないクリームタイプのオールインワンシャンプーとなります。
ただただノンシリコンのコンディショナーというわけではなく、頭皮改善効果、トリートメント効果共に高いのにコスパが鬼高いというパーフェクトなヘアアイテム。
ビータークリームでのコーウォッシュ式のやり方
毎日普通のシャンプーをされていた方は、まずは毎日のシャンプーをビータークリームを使用してのコーウォッシュに移行してみましょう。
そして徐々に毎日洗髪から2日おき、3日おきと少し頻度を落とすことができそうなら落としてみると髪と頭皮の皮脂環境がより効果的に現れます♪
頻度に関しては、髪質、癖の種類、強さ、髪型などに大きく左右されますが
2、3日置き〜月1程度までベストなコーウォッシュ頻度は人それぞれ異なります。
頻度を少しずつ落としずつ髪や頭皮の様子を伺いながらベストを探っていくと良いかと♪

コンディショナーではないから、厳密に言えばコーウォッシュとは違うんだけど、入門編+αの効果があるビータークリームはおすすめ。
シャンプーって悪者なの・・・?
ここまで書くと「あれ?もしかしてシャンプーって悪者?」と思ってしまう方も数多くいらっしゃるかと思います。
答えはNO!!
それは多いな間違いでシャンプー自体悪いわけでも、否定するわけでもありません。
ただ従来のシャンプーではくせ毛の方に対応しきれていないということが現状。
証拠にくせ毛用シャンプーを使っててもまるで結果が出ない!なんて経験を何回もされてきた方もこの記事をお読みになっている方の中にはたくさんいるのではないでしょうか?
僕もくせ毛用〇〇という商品のほとんどにあまり良い感情を抱いてはいませんが(笑)
そんなシャンプージプシーの皆さんにコーウォッシュという新しいシャンプーの選択肢を加えてみてください。
もしかしたらそれで悩みが解決するかもしれません♪

盲目的に毎日シャンプーをしなきゃならないという概念はとっぱらったほうが良いです。
コーウォッシュに関するQ&A
コーウォッシュと相性の良い人はどんな人?
くせ毛の方は相性が良いと思われる方がほとんどです!
「くせ毛の方で水に濡れるといい感じなんだけどなぁ〜。」と思っている方はかなりコーウォッシュ向きと言えるのでぜひ試してみて欲しいですね。
コーウォッシュと相性の悪い人はどんな人?
軟毛、細毛、直毛、ボリュームが出ないと悩む人。
くせ毛でない方が根元からふわっとした自然なボリュームを持たせるにはシャンプーを使用した方が良いですね。
ペタッとするけどくせ毛で毛先が広がってしまうという方は、シャンプーだけではなく毎日のお手入れの仕方や髪型からも改善を試みると◎
ビータークリームを使ったコーウォッシュなら根元のふっくら感も出せるので万能感あるのでおすすめです!
シャンプーをしないで臭くならないの?
なりません!
湯シャン(ノープー)の場合は頭皮の匂いが気になるという声がたくさんありますが、コーウォッシュではその問題はほぼありません。
コンディショナーにも水と油を乳化して洗い落とす界面活性剤という成分が含まれています。泡立たない分、シャンプーと比べてそのパワーは弱いですがそれを逆手に取って利用したのがコーウォッシュというシャンプー法です。
そもそも湯シャンでも、頭皮には頭皮常在菌というものがある程度の汗や酸化した皮脂の匂いなどを分解してくれる働きがあるのでシャンプーをしても臭くならないのです。
かといって、生活環境や摂取している食べ物、使っている髪や頭皮の製品の影響が出てしまったり
毎日シャンプーが習慣化されている頭皮では、その常在菌環境が正常に働かないことも大いにあります。

コーウォッシュは、くせ毛に取っては湯シャンとシャンプーのいいとこ取りのようなシャンプー法!
どんな頻度でやればいいの?
毎日シャンプーをされている方はまず毎日のシャンプー剤をビータークリームに置き換えるところから。
無理なく移行していくためには絶対にコーウォッシュにしないといけない!と頭でっかちにならないこと♪
僕のおすすめは
- 湯シャン
- コーウォッシュ
- 通常シャンプー
を使い分けること!
コーウォッシュと湯シャンは相性がとても良いです。
コーウォッシュ習慣により、頭皮の皮脂の分泌が正常に戻って来れば夜頭皮や髪が油でベタベタに・・・なんてことはなくなります。
だったらそもそもコーウォッシュすら必要ないですよね。笑
毎日シャンプーをしなければならないというのもただの作られた常識で固定概念なので、必要と感じなければそもそもコーウォッシュすらやらなくてもいいのです。
そんな風に湯シャンとコーウォッシュを使い分けると◎
そして海外ではウォッシュデーで言われ通常のシャンプーを週1や月1などの周期することで湯シャンやコーウォッシュでは落としきれない皮脂や使っているヘア製品などの蓄積をリセットする日を設けるのだそう。
これ、とても理に叶っている方法で僕も10年前から実践しています!
あっ言い忘れていましたが僕は10年前から湯シャン民で、現在は湯シャンとコーウォッシュ、たまに通常シャンプーという計らずもまんま同じことをしています。笑

自分の感覚を大事にしましょう。