2021.11.20

”髪が傷む＝髪が綺麗に見えない”ではない？？　

kazunori

こんにちは！

表参道で縮毛矯正に特化した美容師として活動している横山司典（@yoko_sensei71）です。

みなさんからは「ヨコ先生」というあだ名で呼ばれています♪

どうして「ヨコ先生」というあだ名で呼ばれているのか、僕の特殊な経歴はこちらをご覧ください。

縮毛矯正って聞くとどんなイメージが湧きますか？

１番多く出るのは「傷んじゃう」って声ですね。縮毛矯正が未経験の人でもこれはよく出てきます。

結論をいうとたしかに髪は傷みます。

でもちょっと思い出してみてください。友人や家族の中でくせ毛だった人がある日突然めちゃくちゃ髪がキレイになってて、「髪めっちゃキレイになったね！トリートメントしたの？」って聞くと、

「ううん、縮毛矯正したの♪」

みたいなこと、ありませんでした？

縮毛矯正は傷むはず…でもその人の髪はキレイに見える。うーん？

この矛盾っぽく感じる謎をヨコ先生が解説させていただきます。

実際のダメージが必ずしも見ために現れるわけではない
「傷んで”見える”」と「綺麗に”見える”」どっちがいい？
髪はキレイにみえるのが１番いいと思う
迷ったらヨコ先生に相談してみよう

実際のダメージが必ずしも見ために現れるわけではない

比較写真を見てください。

[twentytwenty] 東京縮毛矯正上手 [/twentytwenty]

どっちが傷んでいるように見えますか？

左が縮毛矯正前、右が縮毛矯正後。

間違いなく右（縮毛矯正後）の方がキレイに見えますよね。

でも、どっちが実際ダメージしていますか？と聞かれたらそれも間違いなく右なんですよね。縮毛矯正分のダメージが乗っかっているわけですから。

このお客様は髪の毛がボワッとするというか、チリついた感じのくせ毛なんですけど、それが髪のまとまりやツヤが出ない原因になっているんですよね。結果傷んでいるように見えちゃうという…

縮毛矯正をするとくせが収まるので、それはまあ見事にツヤとまとまりが♪

BEFOREは（AFTERと比べると）ダメージしていないのに見ためは傷んでいるように見えて、

AFTERは縮毛矯正分ダメージしているけど、見ためはすごくキレイに見えます。

[voice icon=”https://www.kusegehack.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5957-scaled-e1634714946141.jpeg” name=”ヨコ先生” type=”r”]実際のダメージと見ためのキレイさは必ずしもイコールになわけじゃないんですよねえ[/voice]

「傷んで”見える”」と「綺麗に”見える”」どっちがいい？

東京縮毛矯正上手

こちらのお客様に関しても、

Afterの方が明らかにキレイに見えますね。でも縮毛矯正してるので当然Afterの方がダメージしてます。

なんの情報もなしにこの2枚の写真を見たら、むしろBeforeの方が傷んでみえるかも。。

縮毛矯正をしたかどうかなんて本人と担当した美容師さんくらいしかわからないわけで、他の人がパッとみたら「あの髪すごくキレイだなあ」とうらやましがると思います。

みんな縮毛矯正をしたらいい、なんて極論をいうつもりはありませんが、少なくとも「傷んじゃうからなあ」というイメージだけで避けていた人は、これをみたら一考の余地ありだと思いますね。

[voice icon=”https://www.kusegehack.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5957-scaled-e1634714946141.jpeg” name=”ヨコ先生” type=”r”]周りの人から褒められる髪って最高じゃないですか？[/voice]

髪はキレイにみえるのが１番いいと思う

縮毛矯正をしたお客様がまた来店してくださったときに、

[voice icon=”https://www.kusegehack.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1567-scaled-e1635382782650.jpeg” name=”お客様” type=”l”]友だちに髪がキレイだねって羨ましがられることが増えました！[/voice]

[voice icon=”https://www.kusegehack.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3455-1-scaled-e1635863857315.jpeg” name=”お客様” type=”l”]人生で初めて髪を褒められました！[/voice]

という声をたくさんいただきます。いやー本当にうれしい限り。

これだけ家族や友人に髪を褒めてもらえるなら、傷むという先入観だけで縮毛矯正を避けてしまうのはもったいないなーと思います。

それに縮毛矯正は傷むといっても、知識と技術があれば実際みんなが思ってるほどダメージしないんですよね。

僕は縮毛矯正をかけたお客様の１ヶ月後、２ヶ月後、半年後、１年後の状態をしっかりみているのですが、ダメージしている感がそこまで現れていないですし、経過良好であることがほとんど。

おうちではどうですか？と聞いても「ずっとさらさらでうれしいです♪」というお声をいただきます。最高ですね♪

縮毛矯正が傷むのは事実。技術が伴わなければ思わぬダメージを負ってしまうリスクもあるのもまた事実。

ですが、たしかな知識と経験と技術がある美容師さんであれば、ダメージ感を感じさせないほどにダメージを抑えた縮毛矯正ができるのも事実です。

そして、その時のみならず、ずっと美髪の状態が続く縮毛矯正が可能であるのも事実なので、自分の髪の毛をもっとキレイにしたくて悩んでる人は縮毛矯正も候補の一つに入れてあげてください。

何かと昭和のイメージが今でも残っている縮毛矯正ですが、ぜひとも先入観だけで判断しないでほしいなと思います。

それが自分の美髪の可能性を広げるので。

[voice icon=”https://www.kusegehack.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5957-scaled-e1634714946141.jpeg” name=”ヨコ先生” type=”r”]縮毛矯正って意外といいものですよ♪[/voice]