くせ毛が悩みだけど、毛先のダメージが気になってるから縮毛矯正をやめたい!
ども、くせ毛マイスターのっちです。
今日は「髪のダメージが気になるので、縮毛矯正をやめたいのですが…」という、お悩みに回答していきます!
くせ毛をストレートにする縮毛矯正もメリットもあればデメリットもある。でもそれって…と本日もディープに突き詰めていきます!
くせ毛が悩みだけど、毛先のダメージが気になってるから縮毛矯正をやめたい
こんにちは!初めまして、○○と申します!ずっとクセ毛で悩んでいて、どの美容師さんにも縮毛矯正をすすめられてきました…(coldsweat)今は胸位までのロングで、最後に縮毛矯正をしてから8ヶ月です。毛先のダメージがすごくて出来ればもう縮毛矯正をやらずにすめば…と思っています。。。毛先の痛み具合も気になっているので、髪質確認も含めて一度お邪魔できたら嬉しいです(blush)
よく頂く質問の類ですね。
縮毛矯正をやめたい理由
くせ毛をストレートにする縮毛矯正、くせ毛さんに選択の幅をグーンと広げた素晴らしい技術です。でもそんな縮毛矯正もメリットがあればデメリットもある。
縮毛矯正のやめたい理由には、だいたい4パターンに分けられます。
- 髪の毛が傷んでしまうから
- 定期的にかけ続けなければならないのが煩わしいから
- 同じヘアスタイルにしかできないから
- 自分のくせ毛を活かしたいから
の4パターンですね。
これ実は縮毛矯正だからっていうわけじゃなくて、ある程度技術で解決できることもあるんですよね。
今回のような例を見てみると、縮毛矯正のやめたい理由が、「毛先の痛みが…」ということなので、やめたい理由がそれだけではないにしろ一番の理由で、わざわざ探して相談してくれたトリガーになっているのは確実でしょう。
そして、僕的にはこの「毛先の痛み」というのは、縮毛矯正をやめる理由としてはかなり弱いかな、と思います。
なぜなら、縮毛矯正をかけ続けても、簡単に根元から毛先まで髪の痛みが気にならないようにできるから。
「ダメージ」はやめる理由にはならない?
先ほど、ある程度技術で解決できるとお話ししましたが、今回の例は、時間はかかりますが解決の難易度的には簡単な方です。
縮毛矯正という技術は、美容師という立場から見てもかなり特殊な技術です。
美容師的に、縮毛矯正を一つの技術として分析するとこうです。
- 作業工程が多く、時間がかかる
- 細かい作業が多く、一人のお客様につきっきりの時間が長い
- 技術の習得が難しいわりに、需要はそこまでない
- 手間の割には頂く料金は安い
そう、縮毛矯正という施術メニューは、実は利益の面で見たときに美容室側にメリットがほとんどないのです。
そうすると縮毛矯正をメニュー化し、薬剤は揃えたものの高いレベル技術習得はしようとせず、需要も利益も技術習得も比較的簡単なヘアカラーに注力している美容室がほとんどのように見受けられます。
そのような背景があり、縮毛矯正をかける人は縮毛矯正のうまい美容師さんへと自然に流れ、上手な人とそうでない人の差は歴然たるものになっています。
良いイメージはなかなか浸透せずとも悪いイメージは瞬時に浸透します。
浸透した縮毛矯正のイメージは、痛む・持たないなどマイナスな事ばかり。それも当然、縮毛矯正が上手な美容師さんておそらく全体の1%もいませんから。
でも、今まであまり上手じゃない美容師さんに縮毛矯正をしてもらっていた、と仮定すれば、上手な美容師さんにやってもらえば、痛みを気にせずに縮毛矯正ができるということだと思いませんか?
縮毛矯正は痛ませずにできる!
例であげればこれなんかどうでしょうか?
実際に僕が施術した一例なのですが、3ヶ月に一度のカラーと、半年に一度の縮毛矯正をしていて尚且つ、サロントリートメントは一切せずにブローなしでもこの美しさです。
髪質や癖のタイプ、強さが違えば、当然仕仕上がりにも多少なり影響が出るので誰もが全く同じ結果になるとは言えませんが、縮毛矯正を上手な美容師さんにお願いすることを前提とするならば、
「髪の痛み」は縮毛矯正をやめる理由から除外してもいいのではないでしょうか?
今日はこんなん。ほいじゃね♪