M3D、ピコトリートメントなどの髪質改善メニューで失敗!髪が傷んでしまう原因とデメリットとは?

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こんにちは!

表参道エリアでくせ毛顧客率100%のくせ毛専門美容師、「くせ毛マイスター」として活動している野坂信二(@kusegemeister)です。

みんなには「のっち」という愛称で親しんでいただければと思います♪

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今回はM3D・ピコトリートメントについて。

『M3D(ピコトリートメント)で失敗!失敗する原因とデメリットとは?』なんて超危なげな記事タイトルがついてますが、トリートメントで髪が痛む?

そもそもM3Dやピコトリートメントって何?そんな疑問も出てくるはず。

 

この記事はその全ての疑問を払拭することの出来る記事となっております!

まだ被害に合っていないことを願うばかり。。。

 

M3D・ピコトリートメントとは?

M3Dやピコトリートメントという名前を聞いたことはありますか?

この記事にたどり着いたということは、おそらくご存知の方の方が多いかと思います。

 

M3Dやピコトリートメントは『トリートメント』という名を冠している通りトリートメントに属する美容室で受ける施術のことを指します。

 

「え?トリートメントなのに髪が痛む?失敗?」

そんな疑問が当然頭を過ぎるはずです。

 

トリートメントは髪を修復したり綺麗にしたりするものなのに、逆に髪を痛めてしまうことなんてあるのでしょうか?

残念ながらあるんです。

 

M3Dやピコトリートメント、一部の髪質改善というメニューは髪のダメージと引き換えに髪を綺麗に見せているのです。

 

トリートメントは髪を痛める?

【ヘアケアの真実】かえって逆効果?トリートメントは髪を痛める!!』で詳しく解説している通り

実はトリートメントに髪を修復させたり、直したり、傷んだダメージを無効化するような効果はなく、髪を綺麗に見せているだけなのです。

 

イメージするならば女性がメイクするときに使うファンデーションです。

ファンデーションは肌を綺麗に見せる効果がありますが、それは実際に肌を綺麗にしている訳ではなく、あくまで”綺麗に見せている”ということなんです。

 

ファンデーションがついた状態を何日も放置していれば肌が傷んでしまうことは容易に想像できるように、微かでも肌に負担をかけて綺麗に見せることができる。

それがファンデーションの効果で、トリートメントとはそれの髪バージョン。

 

トリートメントをしても決して髪が直ったりしているわけではなく、あくまでそう見せているということなんですね。

 

強化版トリートメントの副作用

M3Dやピコトリートメント、一部の髪質改善というメニューはいわば従来のトリートメントの強化版!

 

嘘みたいな艶や質感、そしてそれの持ちをアップさせたような存在。

これは髪だからまだまかり通ってはいるけど、肌的にいわば人形かどうか区別がつかないくらいの厚塗りで

しかもファンデーションは「クレンジングせずに綺麗な状態が2週間持ちますよー!」とかもう良いのか悪いのかもよく分からないレベルの商品スペックを付加したようなもの(笑)

 

 

「もっと綺麗に!」「もっと持ちを良く!」

そんな人間の欲を具現化したような存在のこのトリートメントメニューは、『失敗して髪がどうしようもないほどダメージしてしまう』というリスクもくっ付いて来てしまいました。

 

実際に「M3D(ピコトリートメント)で髪が傷んでしまった…。」と来店される方が後を絶たないんです。

 

そのM3D(ピコトリートメント)を美容室で実際に施術を受けて、髪がバサバサになってしまった

乾いているときは、チリチリ・バサバサの状態でくしもまともに通らないような酷い状態の方も数多く目にしてきました。

濡れているときはこのようにとろろ昆布のようになってしまう、いわゆる「ビビリ毛」という髪の毛が末期にダメージしてしまっている状態です。

【縮毛矯正の失敗】髪がチリチリ・ジリジリなっちゃた。ビビリ毛とは?

2017年3月10日

 

何度も言うようですが、トリートメントだけでこのような状態になると言うのは有り得ません。

従来のサロントリートメントは、タンパク質や保湿成分などを毛髪内部に入れ、コーティング成分で覆うタイプが大半を占めますが、それだけで髪が急激に傷んでしまうという道理がない。

 

 

M3D・ピコトリートメントがそのまことしやかな効果を謳うと同時に、傷んでしまう方が続出しているということは、

トリートメントの効果を極限まで高めるために、触れてはならないパンドラの箱に手をつけてしまったという他ないと言うことなのです。

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そもそもM3D・ピコトリートメントってなんなの?

調べて見るとM3Dとピコトリートメントは同じものでピコトリートメントは愛称のようなものらしいですね。類似の別物かと思っていました。

 

そもそもこのM3Dとはなんなのか?ということなんですが、一言で言えば『似非科学で塗り固められた超強力なトリートメント』です。

 

トリートメントというのは、髪の修復したり、直したりするものではなく、髪に艶を出したり、扱いやすくするのものですね。

トリートメントをしたからと言って、傷んでしまった髪の痛みがなくなるという訳ではありません。

詳しくはこちらを↓

【ヘアケアの真実】かえって逆効果?トリートメントは髪を痛める!!

2017年3月20日

 

M3D・ピコトリートメントはその最たるものと考えてもらうとわかりやすいかな。

調べて見たら、最近ちょいちょい見かけるドクターヒートも同一商品ですね。ホームページの女性の写真も使い回しでした(笑)

 

ホームページや取り扱い店のブログなどを確認すると…

  • 短時間でダメージ毛を修復
  • 柔らかさ・しなやかさが各段にアップ
  • 業界初のダメージレスパーマ
  • やればやるほどダメージも修復
  • 髪を修復しながらパーマをかけることができる

と、美容師見習いレベルでも「えっ?」と思ってしまう、これでもかってくらいの似非科学の羅列。

こんなことありえないですからね。

 

そして、ピコトリートメントの名前の由来になっていると思われる「ピコ」。美容家電なんかでよくある「ナノ」よりも小さいサイズのことを指します。

M3D・ピコトリートメントはこのピコ化したアミノ酸を髪に入れてどうにかこうにかするものらしいのですが、これがまたとんでもないエセ科学。

 

一番小さいアミノ酸の分子の大きさでも75、一番水素分子でも2。

分子の大きさ1とは0.1ナノで、ピコとはナノの1/1000の大きさのはずなので、いくつかの原子がくっついてできるアミノ酸っていうものがピコサイズってそもそも話が破綻しているんです。

 

ツルツルサラサラは被膜のチカラ!?

はじめにM3D・ピコトリートメントとは「超強力なトリートメント」とお伝えしました。

超強力とは?トリートメントというものは本当に色々な種類がありますが、サラサラツルツルの質感や艶というものは髪表面の被膜成分の効果なんです。

 

髪内部に何を入れても修復される訳でも、髪のダメージホールにくっついて同化する訳でもなく、中に何か入れて被膜成分で蓋をするというのがトリートメントの正体な訳です。

 

M3D・ピコトリートメントの場合はその被膜の上から高温のヘアアイロンで髪に癒着させていることが他のトリートメントと一線を画する要因になっています。

 

インターネットを散策していたらこのような表現をされている方がいて、

「ウールの洋服に高温のアイロンを使ってテカテカになった」

 

分かりやすい…!すごくイメージしやすいですね。

 

細かいことを言えば全く違うは違うのですが、映像としてのイメージはこれで間違いないです。

 

トリートメントを高温のヘアアイロンで髪の毛に無理やり貼り付ける。これで従来のトリートメントよりもはるかに艶や手触りを出し、そして持続性を持たせた訳です。

 

しかし、その代償は「M3D 失敗」という蔓延させるほどのダメージを生み出してしまったというカラクリです。

公式や取り扱い店でも「成功すれば…」という文脈を結構な割合で見かけましたが、トリートメントなのに成功って何だよ、と。裏を返せば、失敗がある、していると名言しているようなものですよね。

 

シングルとダブルとは?

シングルとダブルとは被膜の厚さだと思ってください。イメージはこんな感じ。

【シングル】

【ダブル】

このような感じで髪に1層の被膜か、それが二層になっているかの違いだけで、決してダブルの方が毛髪の修復効果などが優れているという認識は間違い。

僕から言わせてもらうと、シングルよりもダブルの方がダメージや失敗のリスクや危険性が増すという感じで全くもってオススメできません。

 

ヘアケアは限りなくシンプル!

こういうエセ科学って美容の世界では十八番で、「何かそれっぽい難しいことを言っとけば納得するだろう」程度のことでしか考えていないように思えます。

 

このM3Dも「こんなに艶が出て手触りも良くなり、これがこのくらい持続しますよ!でもその効果と引き換えにこれくらいのダメージが伴いますよ。」って言えば何の問題もない気がしませんか?

そう、メリットとデメリットとしっかり明確に事前に伝えてくれれば、あとは施術を受ける消費者側の判断次第なんですよね。

「じゃあやめとくわ。」という方もいるだろうし、M3Dというものを理解して「それでもやって欲しい!」という方もいるでしょう。

 

ただ、残念ながらトリートメントで髪を直すことはできないし、傷まないパーマやカラー、縮毛矯正は存在しません。

ヘアケアはもとより、痛んだから、痛んでいるから対症療法ではなく、傷まないようにという予防が何よりも大切なのです。

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抑えておくべきヘアケア知識はこちらの記事をご覧ください。

【ヘアケア】痛んだ髪から美髪になるために最初にしなければならない1つのこと

2017年10月6日

【痛んだ髪に後悔する前に】ビビリ毛を未然に防ぐために気をつける5つのこと

2017年8月18日

縮毛矯正の失敗(ビビリ毛・根元折れ)は修正できる?

2017年3月14日

 

今日はこんなん。ほいじゃね♪

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ABOUTこの記事をかいた人

野坂 信二

都内2店舗を経て、専門特化美容家集団「Lily」に オープニングスタッフとして参加。下積み時代から型に捕われず、様々な知識技術を習得。くせ毛顧客率99%という全国でも他に類を見ない くせ毛のプロフェッショナル技術者【くせ毛マイスター】として、くせ毛を手なづけるカットや自然で低ダメージな縮毛矯正を得意とする。他にも他店で縮毛矯正やデジタルパーマなどで失敗された 「ビビリ毛」の修繕なども依頼されるなど 都内のみならず全国のくせ毛や髪のダメージに 悩む方々から絶大な支持を得ている。